つい先日YouTubeに映像作品をアップしました。
内容は、2009年の東京ビッグサイト、2010年春のパプアニューギニア(ゴロカ、タリ、アロタウ)、夏にドイツのベルリン、先月パプアニューギニアのゴロカショーでのBody Artが詰まってます。
そうそう、先月1週間パプアニューギニアに行っていたのですが今回も無事還ってこれました。
実は、行きの飛行機がけっこーガラガラだったのでどうしたんだろうと思っていたら、ここ2~3ヶ月で首都の空港で死人が出る銃の乱射事件が2件くらいあったらしいです。そんで外務省の危険度レベルがアップしてしまい、JALとかANAのゴロカショーツアーがキャンセルになっていたとか。。。
そして今回のゴロカショー際中、会場近くで部族同士のファイティングがあって死人が出ていたそうで…パプアではこういったことは日常茶飯事ですが、毎回いろいろ考えさせられます。
ゴロカショーとは、独立記念日の大きなお祭りです。
大きな広場に各地の部族が20人前後ずつ終結して3日間踊ります。
とにかくみんな衣装が派手ででかくて独創的で、涙が出るくらいかっこいいです。
今回改めてパプアのすばらしさに感動しました。
そんな彼らに負けないくらいのインパクトを持って、響きあうためにはどうしたらいいか。。。
と悩み、あえて飾らない方向を選んで頭を剃りました。
もうずっと伸ばし続けていた長い髪を切るのにはやっぱり勇気が必要で、腹をくくるのに時間がかかりました。
でもそれによってみんなを喜ばせることができる、
と、パプアの大地でお気に入りのロングヘアーとおさらばしました。
髪よ、しばしのお別れなり。
今回人生初のスキンヘッドだったので、いったいどんなBody Artになるのかまったく未知でした。
ボディメイキング最中、シールを貼りなれてるはずの友人が「気持ち悪い!」「怖い!」を連発し、「宇宙人のサイボーグを作り出してる博士の気分」とまで言うので、私も不安になり『みんな喜ぶどころか恐れおののいて逃げてしまったらどうしよう』と本気で心配しました。
しかし、顔のメイクでなんとか人間味を出すことができました。
でも、まして私はよそ者。
こんな私がその国の独立記念日に参加して彼らの規律を乱してしまうのではないか。
みんなに受け入れてもらえるかどうか不安とドキドキで朝を迎えました。
ショーといってもちゃんとした舞台やプログラムがあるわけでもありません。
ダンボールの裏に村名や部族名を書いたプラカードを持って昼前後にそれぞれやってきます。
私もダンボールで自分のプラカードを作って入場。
反応は予想以上にいいものでした。
各部族ごとに輪に入ってもいいか尋ねてセッションしたのですが、喜んで受け入れてくれ、その周りにはあっという間に人だかりができました。
集まってきた彼らは私の皮膚がいったいどうなっているのか気なったのか、踊ってる最中タッチしてくる人がちらほら。
私が踊りながらもリアクションを返すとさらに大喜び。
次第にみんなタッチし始めて大盛り上がりでした。
その部族の輪から抜け出して次のセッション相手を探しに行っていると、気づくと背後にはさっきの人だかりがぞろぞろとついて来ていました。
そのうち追いかけっこへと発展。
逃げれば大群に追いかけられ、はたまたちょっかいを出してきた男を追いかけ、もうなんじゃこりゃ状態。
I'm really glad to discover your work.
返信削除We have a lot of common interests.
I hope to see your work in Europe soon.
I saw you already had an exhibition in Berlin last summer. Congratulations!